僕たち人間は
何か利益を分け合う時に どうしても「自分が得をしたい」
と考えてしまいます。
これは人間の生存本能なので 誰もが思うことなはずです。
例えば、
自分が7で相手が3、
あるいは、
自分が6で相手が4、
最低でも5対5、
あなたも
「少しでも自分が得をしたい」
と思うではないでしょうか?
しかし、そこをあえて自分が4で、相手が6 の配分にするのが
「4対6の法則」です。
最初は自分が少し損をする方が、物事は結果的には上手くいきます。
なぜこのやり方が上手くいくかと言うと、あえて相手に 利益を少し譲ることで、
当然ですが相手は喜びますし、その方が無駄に揉めずに済みます。
言うなれば、「損して得とれ」 という言葉と同じです。
こうすることで、さまざまな交渉事をスムーズに進められるようになります。
私たちはさまざまな場面で、相手と利益の奪い合いをしています。
仕事も恋愛もプライベートも全て奪い合いをしています。
たとえば、子どもたちがケーキを分けています。
どちらが多いか少ないかで揉めているところです。
こういった小さな場面や、ビジネスの利益分配だったり、相続などでも揉めることがあります。
なぜなら、こういった場面では 「自分の方が得をしたい」という本能や欲求が働くからです。
しかし、本当に成功している経営者たちは目先の利益ばかりを追い求めずに 一歩先を見て行動をしています。
あなたもそういった状況を物事を円滑に進めるためには、
「4対6の法則」 を意識するといいでしょう。
GIVEの精神をもって行動すると 信用残高がどんどん貯まります。
4対6と言わずに3対7や2対8くらいの気持ちで普段から行動をしていると、
ときどき損をすることもありますが人生を長期スパンで考えると 得をすることが多いです。